第3回電友会全国女性の会「講演会」開催

  第3回電友会女性の会「講演会」開催

1.日時  平成28年9月15日(木) 10:00~

2.場所  東京オペラシティタワー7階 第4会議室

3.講師  日本看護協会 専務理事 井伊久美子様

4.題名  「健康づくりはグループで!!」

  

  

日本看護協会の2025年の捉え方は、2010年に1人の高齢者を2.6人で支えていたが、2025年には1人を1.2人で支える社会構造になり少子高齢者が一層進行すると想定、65歳以上高齢者が急増することが予測されます。

男性は70歳を過ぎて機能的健康度(自立度)をキープしながらピンピコロリできる比率が11%なのに、女性は機能的健康度(自立度)が徐々に下がり、ピンピンコロリの比率が0%であり、女性はご主人のいない方がストレスがなく、長生きなんだとのお話しに会場が爆笑でした。

生活習慣病領域に入る60歳代から予防が大事で食事や運動に気をつけ、70歳からの廃用症候群領域(ロコモ・サルコペニア・認知症)からは身体の機能の向上に努める必要性を糖尿病病にかかられた方の例示から具体的なお話しをしていただき、糖尿病の合併症がとても怖い事である事がよくわかりました。

高齢期の「社会性」を維持するためには、電友会のようなグループで活動している事がとても多岐にわたり自分の健康に大きく貢献しているとのお話しに、みなさんも納得されていました。

質疑応対の時、関西の宮田さんのご主人の糖尿病を妻として食事管理をしてお互いに頑張ってきたとの温かな夫婦愛のお話しで、最後を締めくくってもらいました。

井伊先生は大学で教えていらっしゃった事もあり、また保健師としての経験からも幅広いお話しが伺えて大変楽しい半日になりました。

有難うございました。

講演会模様はDVDにして、各地方本部へ送付しますので、よろしくお願いします。

講演会終了後、出席いただいた皆様と「ハイ!チーズ」 2日間お疲れさまでした。 (事務局より)