支部活動の実態・取組み・課題等について <推奨事例等>
会員サービス
・会員・役員の接触を強化する活動
◆会員サービス事例
- 80歳以上の会員に「暑中見舞い」「寒中見舞い」を発送し親睦強化を図る。(上越支部)
- 原則、物故者すべてに弔辞を朗読。(中信支部・九州)
- 警察とタイアップし、県警本部作成のパンフレットを会報発行時に同封、県警本部による講演会の実施など、会員への振り込み詐欺防止の呼び掛けを実施。(宮城支部)
- 総会出席困難エリア(東予、南予)内6か所で「地域交流会」を開催し、会長等からの総会模様等を報告するなどして、役員・会員相互の親睦・交流を図っている。(愛媛支部)
- 生年祝い(85歳、97歳)の会員に対し、会長・副会長・事務局長が分担して家庭訪問を実施。(沖縄)
- 電友会地区と学校区をリンクさせて連絡員を配置することにより会員の状況把握が上手くいっている。(名古屋支部)
- 日帰りバスツアーで、ツアーの途中で健脚組とそうでない方をコース分けしたことにより参加者が増えた。ひと工夫の大切さが分かった。(名古屋支部)
- 静岡中部支部は岩手支部と3.11を契機に寄付金や富士山の絵ハガキでメッセージ届けるなど相互交流を深めている。また、震災時の情報をいただき対策を考えている。(静岡中部支部)
- 岩手支部ゴルフサークルと和歌山支部ゴルフサークルがお互いのゴルフ大会の景品に各々の名産品(りんご&みかん)を交換して交流を図っている。(岩手支部)
- 現役社員の作品も含めてNTTOB展として部外向けにもPRしたことが、市長や地域の方にも観覧していただき、1600人超の観覧者があり大変盛り上がった。その結果、会員のサークル入会という効果もあった。(三重支部)
- 50周年の施策として75歳以上の会員へ暑中見舞いの絵葉書をお届け。以後も地区役員等に引き継ぎ継続実施して 好評である。(三重支部)
- 支部長自身もボランティアサークルが障がい者施設をはじめとする全サークル訪問活動に同行したところ、あるサークルから入会を勧誘されボランティア活動を始めた。(三河支部)
- 支部・地区役員総出で会員宅を訪問し、会報誌をお届けするとともに会員の近況確認を行っている。(信越)
・会報・HPを活用した活動の充実
◆会報を活用した近況確認
- 会報に毎号「近況短信」欄を設けて会員紹介を行っているが、今後は対象者を増やし会員接触機会の増を図る。また、会員の写真付きカラ―版が会員の間で好評である。(東海本部)
- その年の干支に該当する会員(73歳)を対象に往復はがきを送付し、本人の近況等をお願いし、その記事を会報誌で紹介。(毎年30名程度)(沖縄)
◆会報を活用した諸活動の周知・紹介
- 多くの会員が行事・サークル等に参加してもらうため、会報の掲載順番を変更し、地方本部・支部の行事予定を巻頭に掲載し、タイムリーな周知とするため四半期ごとに分け、早めに計画を立てる。(東京)
- 会報のサークル活動等について、実施予定と実施結果の区分を会報編集委員会に提案しH27年度から実施したい。 (東海地方本部)
- 年4回発行の会報にサークル紹介、ボランティア活動状況等を紹介。(香川支部)
◆HP・ブログを活用しタイムリーな周知等
- HPの迅速な更新、会報人気記事の掲載、Facebookとのコラボ、時期を捉えた行事の開催、特典の新設開始のお知らせなどによるアクセス倍増の成果。(本社)
- HPに掲載し参加増につなげている。(香川支部)
・活動参加推進策
- 立地的な面から東京を中心とした活動に参画が難しく、活動の活性化が課題である県域会員対し、会員相互の親睦等に役立ててもらうよう活動支援金(2千円/人)を実施している。(ドコモ)
- サークル活動支援策として、5名以上の会員が参加するサークル活動に対して、一人当たり500円の支援金を実施し、活発なサークル活動となってきている。(ドコモ)
・新たな活動の創出
- 新たな取組みとして、会員が単に会の催しに参加するのではなく、自ら自発的に活動してもらい、より高い満足度 を得られるようサポートしていくとの視点(会と会員双方向の関係)で、具体的にはアンケート調査による会員の意向を踏まえたⅰ.自己啓発プログラムへの参加、ⅱ.東京大学高齢社会機構がおこなっている柏市のシニア活性化 プロジェクトへの紹介と参加サポート、ⅲ.会員が行っている社会貢献活動の紹介と支援及び活動を希望する会員へのシステム化によるサポート(本社)
- H26年度発行の「会員名簿」に「主たる職種」を掲載し、OBの雇用斡旋につなげている。(愛媛支部)
- 労働局主催の「就職支援セミナー」への講師及び事務スタッフの派遣。(九州)
- 総会案内返信欄に諸活動欄を設け、会員の公職等活動状況やボランティア活動など把握。(愛媛支部・九州)
- NTTへ報告する「公職就任状況」に合わせて、アンケート調査(400名)を実施し、会員ニーズを掘り起し、 施策展開を検討する。(愛媛支部)
- 会員が認知症予防の養成講座(2日間:6千円)にチャレンジし、他の会員に対し広く啓発することにより健康で元気な人生を送ってもらうために取組む。(岐阜支部)
- 新しい講習の形としてDVDを用いて、認知症の勉強会を行った。(兵庫支部)
・女性会員の活性化
- 元秘書グループ12名が、各々の得意技を披露し合い、新たなスキル習得のための会を開催。
- 女性の会(FL)を立上げ会則を設け、支部から一部資金支援のほかは自主運営を原則として、交流バスツアーなどの サークル活動を実施している。(兵庫)
- 女性クラブ(BBA)を立上げ、ゴルフサークルなどという活動の内容を固定せず、いろいろな種目が体験できる 新たなサークルの設置。(広島)
・付加サービスの充実
- 会員サービスの向上、会員拡大ツールとして、ⅰ.人間ドック割引機関の設置(5)、年金・保険相談室の開設、ⅲ.健康相談の開始など会員メリットを増やしている。(本社)
- 新規サークル立上げに1サークルあたり3万円の支援策と総会でサークル活動功労者表彰(各支部1名)(九州)
- 支部がユーザー協会に加入し、講演会や見学会等に希望者を参加させており、会員のメリットの一つと考えている。(岡山支部)
会員増強
◆体験入会方式の導入
- 1年間、会費無料にして電友会の良さを知って貰う「体験入会方式」の実施。(北陸・九州)
◆退職者等のデータベース化
- 退職者説明会でNTTと作成した「入会のご案内」を配布し、入会の意志確認、退職後の住所、連絡先電話番号等を 記入してもらい全員から回収。これを退職者データとして入会勧奨に活用。(長野4支部・九州)
◆その他
- 蕎麦打ち段位認定サークル活動を通じて会員増を図っている。(富山)
- 電友会の認知度を高めるため、NTT支店に会報をお届けし社員に読んでいただいている。(兵庫)
- 60~65歳の人に入会してもらうため、現役社員の伝送・線路・運用・総務等部門別にプロジェクトをつくり入会
- トップによる入会勧奨と組織単位にグループ化、部会等で会員拡大を図り、4年間対前年度増の成果。(本社)
- サークル活動をトリガーに旧電話帳会社のプロパーを勧誘し2名の会員獲得。しかし、NTTOBとの面識が少なく、 サークル中心の活動となっており、今後は会員となったプロパーを中心に出身会社のOB勧誘をどう進めていくかが課題となる。(北海道)
- 当会に所属しない「情案退職者の卓球サークル」に対し、当会所属であれば助成金が出る旨説明し、11名の会員獲得が成立。(釧路支部)
- 女性部会の自主活動で「札幌情案OB会(ベルの会)」が解散する機会を捉え、女性部会の活動内容等をPRし会員 勧奨を実施し5名を獲得。引き続き勧誘を行って行く。(北海道本部)
- 各部門OB会等に出席し勧誘を行っている。(関西)
- 過去に勤務経験、北陸出身、北陸の情報を得たいなどの方を対象に「ふるさと会員制度」を導入。(北陸)
NTT関連
・事業支援
- フレッツ光等販売取次等販売支援。不良設備等情報提供(各地方本部)
- おまとめ料金請求(携帯電話+固定電話・フレッツ光+インターネット)の請求書を一通にまとめるサービスに協力。(現状のNTT等の経費削減メリットから請求書発行の有料化移行に伴い会員(消費者)にも手数料縮減のメリットがでる)(北陸・中国)
- NTTグループ会社、関連会社、賛助会社を集め交流会を実施しNTT全体のビジネス拡大を図る。(本社)
- 会員へ新商品の講習会(らくらくスホ等)を開催し販売へつなげる。(本社)
- 会員向けにネット通販によるNTT商品の特別割引を実施。(本社)
- 支部がユーザー協会に加入し、講演会や見学会等に希望者を参加させており、NTT支援にも繋がっている。(岡山支部)
・連携
- 電友会レクサークル行事にNTT、退職者会、電友会が共同で参加(200名)。(兵庫)
- H25年度退職者説明会廃止後の実態を対応するNTT支店がある7支部にヒヤリングを実施した結果、ⅰ.直接説明を実施した支店(2支部)、ⅱ.NTTの全面支援により書面対応(3支部)、退職者名簿による対応(1支部)と6支部がNTT支店のもと対応した。今回入会勧奨ができなかった千葉支部については、現在NTT支店と前向きに対応中。(関東)
- NTT北海道事業部と連携して、退職者説明会で勧誘し6回中/4回実施で45名の仮申し込みをいただいた。(北海道本部・九州)
- NTTが社員とのコミュニケーションの場として開催している「ぽっちり広場」(社員食堂での飲み会)に会員が参加し現役社員・NTT幹部との交流を図っている。(高知支部)
- 支部がヨガ教室を開設し、会員のほか現役社員も参加する取組みを行っている。(愛媛支部)
- 鈴木会長が沖縄地方本部総会に出席の折に、NTT沖縄支店長から「自宅に使っていない三線がある」との話があり、 「それでは電友会サークルに入会しては」と話が進んだ。これもNTTと会との連携強化の一つの形である。(沖縄)
財務健全化の維持
- 慶弔費の見直し(現金からカタログギフトへ変更)による財務健全化を図った。(北九州)
- NTTの慶弔贈与でお届けなど仲立ちし、NTT、会員から感謝されている。(北陸)
- 慶弔費の見直しは当面困難であるが、年会費の増額により財務健全化を図っている。(山口・愛媛支部)
- 封入チラシ類の獲得や年会費納入時の振り替え手数料の削減。(愛媛・徳島支部・九州)